施設案内
診療科目のご案内
診療科目
腎臓内科
透析ベッド数
119床
診療時間のご案内
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
8:30〜13:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
9:00〜14:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
13:30〜17:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
14:00〜18:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
17:00〜22:00 | ○ | – | ○ | – | ○ | – |
基本方針
- 1.保存期腎不全の患者さまには、透析に至らないように厳しい食事療法を指導する
- 2.透析患者さまには、元気で長生きできるような指導を徹底して行う
- 3.移植希望者には、全力で支援する
- 4.1.2.3.を高いレベルで実行するために、スタッフ教育に力をいれる
腎・透析センターの特長
保存期腎不全から透析・腎臓移植支援まで、 総合的に慢性腎不全の治療を行います
特長保存期腎不全
透析に至るまでの時期を、保存期腎不全といいます
この時期の治療は、高血圧の管理と食事療法が2つの大きな柱となりますが、当院は保存期腎不全の食事療法(低たんぱく・減塩食)に特に力を入れています。管理栄養士5名が、専門的な知識をもって指導しています。大阪府下では厳しい指導を行っており、納得のいく良い結果・成果を出せていると自負しています。
特長透析
より進行した時期、いわゆる末期腎不全期には透析治療が必要になります
透析には、血液透析と腹膜透析の2種類の方法があります。当院では、両者を合わせますと1施設では大阪府下で指折りの患者数であり、全国的にみても大規模な透析センターとなっています。患者さまの数が多くなればなるほど、より高いレベルでのスタッフの注意力・集中力が要求され、また緻密な組織づくりを必要としますが、当院透析センターはその条件を十分に満たしております。患者さま個々に担当看護師が配置され、一貫した流れの中で透析看護がなされています。担当看護師からの情報が即座に看護主任に通じ、看護師長に通じ、そして毎日の連絡事項としてセンター長に通じます。その結果、迅速な対応を行うことができます。この迅速な情報交換こそが、当院透析センターの特徴であり長所であります。
特長腎臓移植
当院では、腎臓移植を強く勧めています
当院では移植手術はできませんが、移植病院に送り出す患者数は、大阪府下では指折りに多いです。仕事を続けていく上でも、また家庭生活を円滑に過ごすためにも、特に若い患者さまには勧めるようにしています。免疫抑制剤の副作用も考慮されますゆえすべての患者さまに腎移植が適切ということはなく、高齢者や他の疾患を持たれている方には透析の方が安全ともいえます。ですが、すべての情報を提供したうえで、患者さまと一緒に考える姿勢を大事にしています。
センター長ご挨拶
1. 保存期腎不全の患者さまには、透析に至らないように厳しい食事療法を指導する。
透析患者さまの食事・栄養の指導は、5名の管理栄養士が毎月1回のペースで行っています。
2.透析患者さまには、元気で長生きできるような指導を徹底して行う血液透析管理医師は、常勤3名・非常勤5名でチームを組んでいます。
腹膜透析管理は、1名の担当医師がすべて行っています。ほかに、臨床工学技士・看護助手・クラークとの連携も十分です。
3.移植希望者には、全力で支援するすべての情報を提供したうえで、患者さまと一緒に考える姿勢が大事と考えています。
4.1.2.3を高いレベルで実行するために、スタッフ教育に力をいれる自らの技量と知識の向上のため、できる限り頻回に学会発表・研究会発表を続けています。その結果、大阪透析研究会では、過去5年間で最優秀論文賞を3回受賞しています。我々の技量と知識は、直接に患者さまの生命に関わってきますゆえ、ともかく勉強するように指導しています。
腎・透析センター長
施設基準
- 急性期一般入院料2
- 地域包括ケア入院医療管理料1
- 当該病床届出病棟の看護職員配置加算
- 当該病床届出病棟の看護補助者配置加算
- 回復期リハビリテーション病棟入院料3
- 療養病棟入院基本料1
- 療養環境加算
- 療養病棟療養環境加算2
- 機能強化加算
- 診療録管理体制加算2
- データ提出加算
- 医師事務作業補助体制加算1
- 急性期看護補助体制加算
- 医療安全対策加算2
- 感染対策向上加算1
- 入退院支援加算
- 認知症ケア加算3
- せん妄ハイリスク患者ケア加算
- 糖尿病合併症管理料
- 糖尿病透析予防指導管理料
- がん治療連携指導料
- 夜間休日救急搬送医学管理料の注3に掲げる救急搬送看護体制加算
- 薬剤管理指導料
- 地域連携診療計画加算
- 医療機器安全管理料1
- 別添1の「第14の2」の1の(2)に規定する在宅療養支援病院
- 在宅時医学総合管理料又は施設入居時等医学総合管理料
- 在宅がん医療総合診療料
- 在宅血液透析指導管理料
- 検体検査管理加算(Ⅱ)
- 輸血管理料Ⅱ
- 病棟薬剤業務実施加算1
- 緊急整復固定加算及び緊急挿入加算1
- 医療DX推進体制整備加算
- 慢性腎臓病透析予防指導管理料
- 画像診断管理加算1
- 画像診断管理加算2
- CT撮影及びMRI撮影
- 冠動脈CT撮影加算
- 二次性骨折予防継続管理料1
- 二次性骨折予防継続管理料2
- 二次性骨折予防継続管理料3
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 心大血管リハビリテーション料(Ⅰ)
- 人工腎臓
- 導入期加算1
- 下肢末梢動脈疾患指導管理加算
- ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
- 医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
- 入院時食事療養(Ⅰ)・入院時生活療養(Ⅰ)
- 酸素の購入単価
- 麻酔管理料(Ⅰ)
医療機関の方へ
地域医療課では、地域連携業務・医療相談業務を行っています
地域連携業務
地域の各医療機関との信頼関係の構築と医療連携の充実・推進に努めてまいります。
主な業務内容
- 地域・各医療機関との病診連携を調整
- 紹介患者様の診察・検査予約調整
- 緊急診察・入院受け入れへの対応
- 病状照会(各医療機関への情報提供と収集)
- ご紹介元への返書の発送
医療相談業務
相談員が患者様が安心して治療に専念できるよう支援します。
療養先について、生活上の不安・心配等の問題を患者様や家族の方々と共に考え、解決のお手伝いをさせていただきます。
主な業務内容
- 医療費についての相談
- 介護保険制度等の社会資源の相談
- 退院後の療養先についての相談
入院や通院など医療・福祉に関する様々な問合せに対応していきます。
Q & A
Q.1 慢性腎不全とはどのような状態ですか?
慢性腎不全とは「長い経過で腎臓の働きが非常に悪くなっている」という意味です。
この状態になりますと、治療によって腎機能が正常に戻ることはありません。しかし、治療によって進行を食い止めることはできます。
Q.2 透析は通院が多いと聞いており不安です…
患者さまは、通院の不安をお持ちのことと思います。週3回通院されますが、当院では充実したバス送迎システムを完備しておりますゆえ、通院に関する心配はいりません。
Q.3 食事療法では、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?
透析導入時期を先延ばしまたは透析をしないような治療法として「食事療法」に取り組み、そして継続するには、患者さまご自身の努力が不可欠です。それにはまず正しい知識を身に着け疑問点を解消し、ご自身が納得して始めることが大事です。当院では、年3回「慢性腎臓病患者さんのための食事療法勉強会」を開催しておりますので、ぜひご参加ください。
アクセスマップ
〒596-0044
大阪府岸和田市西之内町3-1
TEL:072-436-2201
FAX:072-436-5077
腎・透析センターへの道のり
和泉大宮駅出口を出ていただき、左手にお進みください
大阪方面からお越しの方は、そのまま左手に、和歌山方面からお越しの方は、左手踏み切りを渡ってください
そのまままっすぐお進みいただくと、右手に「藤井病院」建物の看板が見えます。看板が見えましたら、右手に曲がり、道路を渡ってしばらくまっすぐ歩いていただくと藤井病院があります