サルコペニアってなに?

― 岸和田藤井病院の新しい測定装置で筋肉量を測ってみませんか ―

サルコペニアとは

加齢や疾患により、筋肉量が減少して筋力や身体機能の低下を起こしてしまっている病態のことで、転倒や骨折のリスクが高いといわれています。

加齢に伴い筋肉が衰える一次性サルコペニアと、活動不足・栄養不良・疾患(慢性腎臓病・慢性閉塞性肺疾患など…)が原因となる二次性サルコペニアの2つに分類されます。

 

サルコペニアの診断の基準

「歩く速度がゆっくりになった気がする」「手に力が入らず物をよく落としてしまう」と気になる症状がみられると、診断のためにまずは手足の筋肉量を測定します※1。そこで筋肉量が、男性:7.0kg/㎡未満・女性:5.7kg/㎡未満(BIA)5.4kg/㎡未満(DXA)の場合サルコペニアと診断されるのです※2。

※1 bioelectrical impedance analysis(BIA法)またはdual energy X-ray absorptiometry (DXA法)による

※2 日本サルコペニア・フレイル学会 診断基準による

 

予防・治療方法

サルコペニアは次の療法により、予防や改善が期待できるといわれています。

1.運動療法

筋力回復により身体機能(歩行など)を改善

2.食事療法

タンパク質を一定量摂取する(高タンパク食)

3.薬剤療法

最近では漢方薬(人参養栄湯)が病態の改善に有効だといわれています。当院においても、更なる情報収集のうえ運動・食事療法と併せて使用を検討しております。

 

検査方法

サルコペニアと診断される基準は先述の通りですが、ではどのような検査で筋肉量を測定するのでしょうか?まず全身を測定し、そこから骨と脂肪の量を引き算すると筋肉量が算出されるのです。

当院ではグループ内でも先駆けて、筋肉量測定ソフトを搭載した骨密度測定装置※3を導入しました。身長体重などの必要情報を入力し、患者様は寝台の上に仰向けに横たわりリラックスして検査を受けていただけます。ムリな姿勢や痛みはありません。保険適応検査であり※4、最近筋力の低下が気になる方は5分ほどで検査できますのでぜひ1度測ってみてはいかがでしょうか?

ホロジック社製ホライズン

※3 Horizon Wi型 X線骨密度測定装置

※4骨粗鬆症検査

岸和田藤井病院では

同装置では、

骨密度・筋肉量に加えて骨質(骨の弾力性)

も測定が可能です※5。

歩くスピードや力の入れ加減が気になる方は一度検査してみてはいかがでしょうか?

※5 TBS iNsightを搭載(骨の内部組織である海綿骨構造を数値化するソフト)