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尿路結石症は、食生活の欧米化(動物性蛋白、脂質摂取の増加)により、近年わが国でも増加しており、10人に1人が一生に一度は経験する病気です。尿路結石症は生命にかかわることは殆どない病気ですが、激しい痛みを伴う事が多く、治療を行って結石を除去しても再発する可能性が高いため、非常に厄介な病気と言えるでしょう。
尿路結石の種類尿路結石は腎臓で作られます。結石は尿の流れとともに降下してきて、尿管に詰まったときに、激しい痛みが出現します。結石が存在する場所によって「腎結石」「尿管結石」「膀胱結石」「尿道結石」と呼ばれます。
尿路結石の原因 尿路結石の形成に関係している要因としては、気候(気候が高いと汗をかくため尿が濃くなり結石ができやすくなります)、食生活(偏った食事)、性差(男性は女性の約3倍発生します)、年齢、ストレス、職業(汗をかく職場で働く人は結石が多いといわれています)、遺伝、尿路奇形、薬剤性などが考えられていますが、いろいろな検査をしても原因が分からない場合もあります。
尿路結石の治療 小さな結石の場合は、水分を多くとることや、なわとび、ランニングなどの運動をすることよって自然に結石を排出させるのが普通です。利尿をつけたり、尿管を広げたりする作用のある薬を併用して、排石の促進を図ることもあります。大きな結石や小さくてもなかなか排出せず痛みの発生を繰り返す場合には、何らかの処置が必要になります。最近では、「体外衝撃波結石破砕術(ESWL)」が治療の主流となります。これは、体外で発生させた衝撃波を体の中にある結石に照射することによって結石を細かく破砕し、尿と一緒に排出させる方法です。麻酔は不要で、身体にキズをつけず、ほとんどの場合入院も必要ありません。当院では、「体外衝撃波結石破砕術(ESWL)」を年間100例以上行っており、良好な治療成績を得ています。この治療方法で破砕できない結石(大きすぎる結石や硬すぎる結石など)の場合は、内視鏡による手術も必要になります。内視鏡手術は、昔から行われていた、メスによってお腹を切開して結石を摘出する外科的開腹手術と比べると身体に対する負担は少なくなりますが、入院、麻酔は必要となります。現在では、「体外衝撃波結石破砕術(ESWL)」と内視鏡手術でほとんどの尿路結石の治療が可能で、外科的開腹手術が行われるのは非常にまれです。 尿路結石の再発このような技術の進歩により、比較的簡単に結石を取り除くことができるようになりましたが、尿路結石は再発が非常に多く、5年間で約半数の人に再発するといわれています。 診療実績
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